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ご挨拶

受験生、保護者の皆様、豊南高等学校の扉を開けてくださり、感謝申し上げます。校歌の一節に「人学ばずば人たらず、人みがかずば人たらず、真(まこと)の人となりぬべく、励むところぞ我が母校」とあります。創立者西宮藤朝先生の教育理念の原点はこの一節に集約されています。そして、その理念を脈々と受け継ぎ、豊南高等学校は、今年創立80周年を迎えることができました。教育の成果は、数値化され可視化されるものと、目には見えないものがあります。高校は紛れもなく学びの場です。

「本校では「授業における学び=目に見える学力」を大切にしながらも、それと同時に、様々な学校行事や部活動などを通して「人格の陶冶(とうや)=目には見えない学力」にも力を入れています。

「世の中では、「コミュニケーション能力」が求められ、「グローバル化」が叫ばれていますが、その両方に共通することは、異なった意見や文化を受け入れる「謙虚さ」と、自分をはっきりと主張する「強さ」です。豊南高等学校は「目に見える学力」と「目には見えない学力」をみがき、世界で活躍できる生徒を育成します。皆さんも豊南の「自己実現の旅」に参加しませんか。

豊南高等学校 理事長 守隨 憲道
豊南高等学校では
「努力を続ける力」と「理解する力」の
バランスが取れた人材の育成を目指します。

受験生、保護者の皆様、豊南高等学校へご関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。 本校は、「基礎学力の定着」を最も大切にし、生徒一人ひとりが社会で活躍できる力を身につけることを目指しています。高校の学びは決して簡単ではありませんが、前向きに取り組むことで、後の人生においてかけがえのない宝物となります。変化の激しい現代社会では、最善を尽くす姿勢と自主独立の精神が非常に重要です。私の祖母は「どうせやるなら、気ぃようしなはれ(気持ちよくやりなさい)」と言っていました。なぜやらなければならないのかと不満をもっていては身につきません。気持ちを切り替えて、真剣に取り組むことで必ず大きな成果を得られると信じています。

「4ターム制」は、生徒一人ひとりが着実に学力を高めていくための大切な仕組みです。この制度により、充分な授業時間を確保し、スモールステップで学ぶことで、生徒の理解度が深まります。また、部活動や生徒会活動にも十分な時間を取っているため、文武両道の実現を支援しています。 本校は、難関大学への合格実績も年々向上しており、その背景には、「伸学システム」や「STUDY LAB」といった充実したサポート体制があります。受験は、個人の努力と同時に仲間や先生との支え合いも大切な要素です。私たち教師陣は、生徒一人ひとりに寄り添い、どんな質問にも全力で答えることをお約束します。

「努力を続ける力」と「理解する力」。この二つの力をバランスよく育てていくことが、夢をかなえ、将来社会で活躍するための土台になると私は考えています。高校の3年間は、自分の可能性を広げる大切な時間です。皆さん一人ひとりが、自分を信じて学びに向き合い、毎日の積み重ねを大切にしてくれることを心から願っています。

豊南高等学校 校長 辻元 俊夫