豊南高等学校陸上競技部は8月2日(木)~8月5日(日)まで
千葉県長生郡のリソルの生命の森にある日本メディカルトレーニングセンターにおいて
夏季合宿を実施してきました。
全天候型のタータントラック、ジョギングコースなどが完備された環境を生かして、
9月に予定されている新人大会に向けて、
全体としての走力向上、各専門ごとの技術向上に取り組みました。
また合宿期間は屋外の気温が高かったため、
熱中症防止のため気温等を継続的に確認しながら水分補給を密にすると共に、
午後からは各種トレーニングマシンを用いた筋力トレーニングや有酸素運動、
フットサルやバレーボールなどのレクリエーションも兼ねたアクティビティを取り入れるなど、
部長・副部長を中心にトレーニングプログラムに工夫を凝らしました。
また練習自体は夕方までですが、
夜も各部屋で自習を行い、
3日目夜には皆で花火をするなど、
練習以外の活動でも生活リズムの安定、
部員同士の相互理解、絆を深めるためのスケジュールを
きちんとこなしていったことで、
チームとしての力がより一層高まったことを感じています。
最終日測ったタイムは疲れもあり、
思うようなものではなかった部員も多かったですが、
最後のミーティングでは次の大会に向けて、
今回の合宿で出た課題をクリアしていくために、
練習の強度や時間を変えたいといった提案もなされるなど、
意識の向上が見られるコメントが多く聞かれました。
保護者の皆様を始めとした多くの方のご支援の元、
得られたこの貴重な機会を
今後の練習の質向上、記録の向上、大会の好結果はもちろんのこと、
部活動全体の活性化、部員一人一人の自立と相互関係の深まりに
繋がていければと思います。
豊南高等学校陸上競技部 顧問 山中壯光